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1st Album
Taiyo&Ciscomoon 1
1・Introduction
2・月と太陽
作詞/作曲:つんく 編曲:小西貴雄&下町兄弟
3・ガタメキラ
作詞/作曲:つんく 編曲:松原憲
4・Interlude~Breath~
5・Be Cool Down
作詞/作曲:つんく 編曲:BYE Ⅱ 3
6・Hey You!
作詞/作曲:つんく 編曲:下町兄弟
7・Interlude2~Soul Train~
8・Magic Of Love
作詞/作曲:つんく 編曲:村山晋一郎
9・沈黙
作詞/作曲:つんく 編曲:鈴木俊介
10・宇宙でLa Ta Ta
作詞/作曲:つんく 編曲:河野伸
11・Interlude3~我想弥~
12・Sunrise それでも陽は昇る
作詞/作曲:つんく 編曲:U.M.E.D.Y
13・Everyday Everywhere
作詞/作曲:つんく 編曲:村山晋一郎
14・ENDLESS LOVE
作詞/作曲:つんく 編曲:松原憲
15・Finale
太陽とシスコムーンのメンバーが、アーティストとしてこのアルバムのこの曲から羽ばたいてゆくようなイメージで作りました。ダンディーなMCに紹介され、彼女たちは、新しいステージに上がってゆくのです。
『月と太陽』
デビュー曲です。この曲で、モーニング娘。のデビュー曲と同じくらい結果を出さなければ「次はない」と言われていました。でも見事彼女たちは、初登場(オリコン) 4位という結果を出し、自ら次へ進む道を切り開きました。僕の方は、彼女たちがサンフランシスコでのオーディションを兼ねた合宿から帰ってくるギリギリまで、曲を何度も作り変えたりして、今の時代の一番フレッシュなサウンドを追及してました。実は、今回のアルバム用に1ヶ所だけ、手を加えているんですが、わかりましたか?
『ガタメキラ』
2nd シングル。オープニングのゴスペル的ハーモニーは、彼女たちのコーラスワークが、「実はすごいんだ」ということをリスナーのみなさんにもわかってもらいたくて、じっくり時間をかけてレコーディングしました。メロディー部分は、パーカッション的(パーカッシブ)であり、かつセクシーな言葉を選びました。サビの部分と4声のハーモニーで“Gotta make it love”と決めてくれたときは、このグループはかっこいいと素直に思いました。プラスダンスもファンキーに踊れると言うのも彼女達の特徴となりました。
『Interlude~Breath~』
モーテルのひとときをイメージ。MCもプレスも伸田美帆によるもの。このアルバムも、ちょっとこの辺で一呼吸。
『Be Cool Down』
セクシーなR&Bに仕上がりました。声を出来るだけ出さないように歌ってもらいました。間奏のコーラスには意味のない言葉(例えば、オーアー・オーアーとか)を使ったり、ルルと小湊で、中国語コーラスを入れたりして、太陽とシスコムーン独自なR&Bサウンドとして、耳に聞こえてくるはずです。メロディーは、主に稲葉と信田。ハーモニーはルルと小湊。
『Hey You!』
ソリッドなHIPHOP曲。聴いた感じは、一見、激しそうかも知れないが以外にメロディアスなこの曲を彼女たちに、クールに歌ってもらった。太陽とシスコムーンの存続が、決まってすぐにこの曲を作った。アルバムには踊れる彼女たちをさらに引き立てるような曲が、絶対に必要になると思ったからだ。案の定、ライブでのこの曲は際立っている。
『Interlude2~Soul Train~』
電車での、女性の心の叫びをイメージ。稲葉のMCをRECするとき、彼女には内容を伝えずに、飼っている犬がもし誰かにイジめられたらどう思うか想像し、声に出してもらった。それを、ビートにあわせ編集している。そのバックに流れる民謡のループは、勿論小湊会・家元の叫びである。
『Magic Of Love』
5thシングル、ダンスクラシックナンバー。ディスコアレンジャー村山晋一郎氏によって、70年代風なミュージックテイストと99年最新のリズムをミックスして、なつかしさと新しさを表現した。ルルのフェイクもカッコイイし、メンバーの歌もただうまく歌うだけでなく気持ちを表現してもらった。デビューしてたった半年で、ここまで表現出来るようになるとは思わなかったなぁ。
『沈黙』
このアルバムで唯一のジャズボッサナンバー。でも踊れる曲である。ボーカルは全メンバー歌っているが、ほとんどの歌詞を一言ずつ割り振っている。例えば「ち・ん・も・く」であれば、ち(小湊)ん(ルル)も(稲葉)く(信田)と・・・。どの言葉を誰が歌っているかわかる人は、ものすごいプロデューサーになれる素質のある人か、もしくはメチャ<太陽とシスコムーン>オタクだと思います。
『宇宙でLa Ta Ta』
3rdシングルは、UKソウルミュージック。この曲を、中国語で始めようというアイディアをひらめいたときは、とてもうれしかった。今聴いてみれば誰もが当たり前のごとく、ルルの中国語で始めることに違和感を感じないかもしれないが・・・。そこまでは、日本のヒットミュージックシーンで中国語を聞く習慣が、世間的にはあまりなかったので、どんな風に耳に飛び込んでくるかなんて、わからなかった。けど、ルルがマイクに向かって話し始めたとき、スタッフもオレも内心ニヤリとした。「よしイケる」と思ったのだ。ステージでは、信田のアクロバットも見事にはまってくれた。ストリングスを生でダビングしたことにより、この曲のスピード感が増した。
『Interlude3~我想弥~』
「宇宙でLA TA TA」に続いて、ルルの中国語を聞いてもらいましょう。恋人になかなか会えない女のコの電話での会話です。携帯の着メロは、なんと”月と太陽”なのだ。
『Sunrise それでも陽は昇る』
ハードHIPHOP。デジタルな世の中における恋人たちの日常を歌にしました。民謡の世界では声に抑揚を目いっぱいつけて歌うはずですが、この曲では、小湊も含め、全メンバー超淡々と歌ってもらいました。そして、間奏では小湊のソロRAPもあります。サビは、4人そろって一本のマイクに向かって歌ってもらいました。エンディングには、トーキングボックスを使用しています。
『Everyday Everywhere』
4thシングル。デジタルヒップナンバー。一応、ASAYANでは「バラード」という風にお茶の間にもわかってもらいやすく、説明したけど、実はこの曲はバラードではない。リズム感のある人には説明するまでもなく、そうわかってもらえていると思いますが・・・。だから、ステージでのダンスも激しいし、プロモーションビデオもめいっぱいクールにリズム感のあるものに仕上げた。ルルは間奏のフェイクで、E♭まで出ている。普通の女の子の裏声で出る、E♭よりさらに1オクターブ上のE♭だからすごい。
『ENDLESS LOVE』
ディスコナンバー。太陽とシスコムーンというアーティストの歴史がいつまでも限りなく続くことを願ってこの曲を作りました。もちろん、アルバムをリリースする頃の季節はもう寒いだろうと思っていたので、アレンジも冬のゲレンデのイメージだ。ブラスもストリングスも生にしたんだけど、その結果、めちゃスケール感のある曲になったと思うし、メンバーの歌もなんとなく切なくもあり、希望的である。アルバムの最後にふさわしいと思う。
『Finale』
第1ステージを終え、第2ステージへと向かっていく彼女たち。さぁここで、このアルバムを振り返ってもらいたい。全部、恋の歌ではあるが、デビュー曲から最後の ENDLESS LOVE~I Love You More~まで、このアルバムが彼女達の人生であるつもりで作った。ぜひ、歌詞にある「恋」とか、「愛」を「唄」とか、「音楽」に置き換えてもらいたい。
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Taiyo&Ciscomoon 1
1・Introduction
2・月と太陽
作詞/作曲:つんく 編曲:小西貴雄&下町兄弟
3・ガタメキラ
作詞/作曲:つんく 編曲:松原憲
4・Interlude~Breath~
5・Be Cool Down
作詞/作曲:つんく 編曲:BYE Ⅱ 3
6・Hey You!
作詞/作曲:つんく 編曲:下町兄弟
7・Interlude2~Soul Train~
8・Magic Of Love
作詞/作曲:つんく 編曲:村山晋一郎
9・沈黙
作詞/作曲:つんく 編曲:鈴木俊介
10・宇宙でLa Ta Ta
作詞/作曲:つんく 編曲:河野伸
11・Interlude3~我想弥~
12・Sunrise それでも陽は昇る
作詞/作曲:つんく 編曲:U.M.E.D.Y
13・Everyday Everywhere
作詞/作曲:つんく 編曲:村山晋一郎
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作詞/作曲:つんく 編曲:松原憲
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『月と太陽』
デビュー曲です。この曲で、モーニング娘。のデビュー曲と同じくらい結果を出さなければ「次はない」と言われていました。でも見事彼女たちは、初登場(オリコン) 4位という結果を出し、自ら次へ進む道を切り開きました。僕の方は、彼女たちがサンフランシスコでのオーディションを兼ねた合宿から帰ってくるギリギリまで、曲を何度も作り変えたりして、今の時代の一番フレッシュなサウンドを追及してました。実は、今回のアルバム用に1ヶ所だけ、手を加えているんですが、わかりましたか?
『ガタメキラ』
2nd シングル。オープニングのゴスペル的ハーモニーは、彼女たちのコーラスワークが、「実はすごいんだ」ということをリスナーのみなさんにもわかってもらいたくて、じっくり時間をかけてレコーディングしました。メロディー部分は、パーカッション的(パーカッシブ)であり、かつセクシーな言葉を選びました。サビの部分と4声のハーモニーで“Gotta make it love”と決めてくれたときは、このグループはかっこいいと素直に思いました。プラスダンスもファンキーに踊れると言うのも彼女達の特徴となりました。
『Interlude~Breath~』
モーテルのひとときをイメージ。MCもプレスも伸田美帆によるもの。このアルバムも、ちょっとこの辺で一呼吸。
『Be Cool Down』
セクシーなR&Bに仕上がりました。声を出来るだけ出さないように歌ってもらいました。間奏のコーラスには意味のない言葉(例えば、オーアー・オーアーとか)を使ったり、ルルと小湊で、中国語コーラスを入れたりして、太陽とシスコムーン独自なR&Bサウンドとして、耳に聞こえてくるはずです。メロディーは、主に稲葉と信田。ハーモニーはルルと小湊。
『Hey You!』
ソリッドなHIPHOP曲。聴いた感じは、一見、激しそうかも知れないが以外にメロディアスなこの曲を彼女たちに、クールに歌ってもらった。太陽とシスコムーンの存続が、決まってすぐにこの曲を作った。アルバムには踊れる彼女たちをさらに引き立てるような曲が、絶対に必要になると思ったからだ。案の定、ライブでのこの曲は際立っている。
『Interlude2~Soul Train~』
電車での、女性の心の叫びをイメージ。稲葉のMCをRECするとき、彼女には内容を伝えずに、飼っている犬がもし誰かにイジめられたらどう思うか想像し、声に出してもらった。それを、ビートにあわせ編集している。そのバックに流れる民謡のループは、勿論小湊会・家元の叫びである。
『Magic Of Love』
5thシングル、ダンスクラシックナンバー。ディスコアレンジャー村山晋一郎氏によって、70年代風なミュージックテイストと99年最新のリズムをミックスして、なつかしさと新しさを表現した。ルルのフェイクもカッコイイし、メンバーの歌もただうまく歌うだけでなく気持ちを表現してもらった。デビューしてたった半年で、ここまで表現出来るようになるとは思わなかったなぁ。
『沈黙』
このアルバムで唯一のジャズボッサナンバー。でも踊れる曲である。ボーカルは全メンバー歌っているが、ほとんどの歌詞を一言ずつ割り振っている。例えば「ち・ん・も・く」であれば、ち(小湊)ん(ルル)も(稲葉)く(信田)と・・・。どの言葉を誰が歌っているかわかる人は、ものすごいプロデューサーになれる素質のある人か、もしくはメチャ<太陽とシスコムーン>オタクだと思います。
『宇宙でLa Ta Ta』
3rdシングルは、UKソウルミュージック。この曲を、中国語で始めようというアイディアをひらめいたときは、とてもうれしかった。今聴いてみれば誰もが当たり前のごとく、ルルの中国語で始めることに違和感を感じないかもしれないが・・・。そこまでは、日本のヒットミュージックシーンで中国語を聞く習慣が、世間的にはあまりなかったので、どんな風に耳に飛び込んでくるかなんて、わからなかった。けど、ルルがマイクに向かって話し始めたとき、スタッフもオレも内心ニヤリとした。「よしイケる」と思ったのだ。ステージでは、信田のアクロバットも見事にはまってくれた。ストリングスを生でダビングしたことにより、この曲のスピード感が増した。
『Interlude3~我想弥~』
「宇宙でLA TA TA」に続いて、ルルの中国語を聞いてもらいましょう。恋人になかなか会えない女のコの電話での会話です。携帯の着メロは、なんと”月と太陽”なのだ。
『Sunrise それでも陽は昇る』
ハードHIPHOP。デジタルな世の中における恋人たちの日常を歌にしました。民謡の世界では声に抑揚を目いっぱいつけて歌うはずですが、この曲では、小湊も含め、全メンバー超淡々と歌ってもらいました。そして、間奏では小湊のソロRAPもあります。サビは、4人そろって一本のマイクに向かって歌ってもらいました。エンディングには、トーキングボックスを使用しています。
『Everyday Everywhere』
4thシングル。デジタルヒップナンバー。一応、ASAYANでは「バラード」という風にお茶の間にもわかってもらいやすく、説明したけど、実はこの曲はバラードではない。リズム感のある人には説明するまでもなく、そうわかってもらえていると思いますが・・・。だから、ステージでのダンスも激しいし、プロモーションビデオもめいっぱいクールにリズム感のあるものに仕上げた。ルルは間奏のフェイクで、E♭まで出ている。普通の女の子の裏声で出る、E♭よりさらに1オクターブ上のE♭だからすごい。
『ENDLESS LOVE』
ディスコナンバー。太陽とシスコムーンというアーティストの歴史がいつまでも限りなく続くことを願ってこの曲を作りました。もちろん、アルバムをリリースする頃の季節はもう寒いだろうと思っていたので、アレンジも冬のゲレンデのイメージだ。ブラスもストリングスも生にしたんだけど、その結果、めちゃスケール感のある曲になったと思うし、メンバーの歌もなんとなく切なくもあり、希望的である。アルバムの最後にふさわしいと思う。
『Finale』
第1ステージを終え、第2ステージへと向かっていく彼女たち。さぁここで、このアルバムを振り返ってもらいたい。全部、恋の歌ではあるが、デビュー曲から最後の ENDLESS LOVE~I Love You More~まで、このアルバムが彼女達の人生であるつもりで作った。ぜひ、歌詞にある「恋」とか、「愛」を「唄」とか、「音楽」に置き換えてもらいたい。}}